梅雨のじっとりとした雨を吹き飛ばすような、カラリとした晴天だった。なんだかんだここまでくるのに、随分と時間がかかってしまった。と、一息ついて、空を見上げると、薄い雲がふわふわと漂う、駅前の交差点、楽器を背負い直し、人混みの中を、ゆっくりと…
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